生駒化学工業では、食品、飲料を、安全でおいしく消費者のみなさんにお届けしたい、という食品メーカーの思いにお応えしようと、およそ30年も前から、食品の鮮度に影響する酸素を極めて通しにくいバリア素材を、容器の材料に加える技術を蓄積してきました。
下の画像の青い層、もともとは自動車のガソリンタンクの外へ揮発を防ぐほどの高性能素材です。当時は食品容器に使うのはやりすぎ、とも思われたようです。しかし、およそ30年たった今、大切な食べ物を、できるだけ捨てずに、ありがたくいただく、という現在のフードロス削減の精神を先取りすることになったのでした。
2030年に向けた「持続可能な開発目標」に掲げられた17のゴールのうち、「12. つくる責任 使う責任」はもちろん、広く長い目で見れば「2.飢餓をゼロに」する糸口のひとつとして、およそ30年前からこの取り組みを、これからも持続したいと思います。
みなさんが、ふだんお気に入りの飲料を飲んで「ああ、いつ飲んでもおいしい」と思われるとき、生駒化学工業の容器製造技術がお役に立っているかもしれません。