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2023.02.01
プラスチック資源循環を推進する生駒化学工業 バイオマスプラ、リサイクルプラの将来への取り組み マスバランス方式の導入 ISCC PLUS認証取得に向けて

株式会社生駒化学工業(本社・横浜市戸塚区 代表取締役社長・生駒哲也)は、循環型社会実現へとつながる、プラスチックに係る諸課題の解決に貢献すべく、バイオマスプラスチック、リサイクルプラスチックの、積極的かつ具体的な導入への取り組みとして、マスバランス方式の認証システムのひとつである、ISCC PLUS認証の取得に向けた活動を、グループ全事業所で開始しました。

当社グループでは、食品容器製造に関わる事業活動において、創業時より、安全安心な製品の提供はもちろん、製品に用いられるプラスチック使用の最適化、安全な循環利用に、一貫して取り組んでまいりました。 ISCC PLUS認証取得後は、認証制度に基づいたマスバランス方式によって、バイオマス由来の特性を割り当てた原料を中心に、持続可能な素材を用いた認証製品を製造、販売いたします。

☆ ISCC PLUS認証とは

・ISCC(International Sustainability and Carbon Certification 国際持続可能性カーボン認証)とは、持続 可能性および炭素に関する国際認証であり、ISCC PLUS認証はEU域外で生産され全世界に販売される持続可能原料についてサプライチェーン上で管理・担保する認証制度です。

☆ マスバランス方式とは

・バイオマスプラスチックなど持続可能な素材の普及のため、製造コスト、供給量について市場性を高めるひとつの方法として、現在ある石油化学工場設備を利用して、バイオマス原料を石油由来の原料に混合投入し、製品(プラスチックなど)を製造することとします。その際に、投入したバイオマス原料と、そこから生産される製品に含まれるバイオマス由来の成分が等しい(バランスしている)ことを記録し、それ以降のサプライチェーン上で、最初のバイオマス原料投入量が、最終製品(食品容器など)まで、一定の範囲で保持されていることを、第三者機関の認証を受けたサプライチェーン全体で、投入量、生産量の記録を順送りに伝えて、担保する方式のことです。

・専用の製造設備への新規投資が不要で、認証を受ければ、現在使用している材料が、そのまま使用できるため、持続可能な素材の普及のハードルを下げる効果が期待できます。

☆ 生駒化学工業は、ISCCの最新の規定に則り、ISCC PLUS要求事項に準拠することを約束し、宣言します。

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